斎場の予約は、主に電話によって、斎場に直接行います。葬儀一式を葬儀社に依頼した場合(通常はそうですが)、斎場の予約は、喪主や遺族が直接行うことはありません。葬儀社が代行して予約します。葬儀社自体が保有している会場を使用する場合は、その葬儀社に相談して決めます。
斎場の予約には注意事項があり、想定される故人がまだ生前のとき(臨終を迎えていない段階)、斎場への予約は行えません。臨終が確定してから、予約を行うことができるのです。医師からそろそろ危ないと告げられた患者の家族は、焦って葬儀の準備をしようとすることもありますが、どうか落ち着くことをおすすめします。
斎場(火葬場)は一般的に、友引は休館日となっています。しかし、葬儀社所有の式場は必ずしも友引が休業というわけではありません。葬儀社所有の解除と公営火葬場を併用する場合、葬儀社に相談しながら葬儀の予定を組みましょう。