さいたま市桜区は、さいたま市の南西部に位置します。桜区には、さいたま市浦和斎場がありますので、桜区民はもっぱら同斎場で火葬を行います。家族が不幸にして亡くなった場合、医師により死亡届を書いてもらいます。死亡届を桜区役所に提出する前に、まず浦和斎場の火葬場の予約を行います。予約は先着順となります。その後、死亡届を桜区役所に提出し、死体火葬許可証を受け取ってください。御通夜・告別式・葬儀式を行う場合、前後して葬儀社に依頼します。生前から葬儀社に相談していたり、臨終後まもなく葬儀社に依頼し、式の実行のみならず、火葬場の予約、死亡届の提出、死体火葬許可証の受取をすべて葬儀社に任せてしまう方法もあります。葬儀社はこの方法を薦めてきます。なぜなら、死亡届さえ抑えてしまえば、その故人の葬儀を自社が受注できることは確実になるからです。浦和斎場が葬儀社を推薦することはありませんので、自力で葬祭業者を探して選択することになります。
浦和斎場には式場があるので、御通夜・告別式・葬儀式を行うことができます。しかし葬斎場は3室で、少なく、望む日時に予約できるとは限りません。御通夜等は、葬儀社所有の式場でも行うことができます。浦和斎場での火葬は、大人の火葬で、およそ2時間ほどかかります。火葬中は待合室などで休憩します。待合室への飲食物の持込みは可能ですが、売店でも種類、つまみ、ジュースが販売されています。浦和斎場は市営斎場なので、職員へ物品や金銭、いわゆる心づけやお清めを渡してはいけません。
さいたま市民の利用料金は安く設定してあり、大人の火葬で7000円、小人の火葬で(12歳未満)で3500円です。待合室の使用は1時間1570円、葬斎場(式場)の使用は1時間3500円、霊安室は1日520円です。さいたま市外の居住者も利用できますが、大人の火葬で56000円、小人の火葬で28000円など高価格となり、葬斎場は使用できません。友引、および1月1~3日は休業となります。
さいたま市桜区に拠点のある葬祭業者は、アトラス葬祭社、アイトウ浦和奉仕会葬祭センター、埼玉中央葬祭、さいたま典礼、花セレモニー、友愛セレモニー、マーベル、JAさいたま、浦和総業、北典社、レストインピース、セレモニーユニット、さいたま奉仕会葬祭センター、あいしん葬祭、グローバルケア、メモリアルアートの大野屋などがあります。