鳥取県には、5件の火葬場施設が存在します。人口の少ない県ですが、火葬場もそれに合わせて非常に少ない件数です。2013年4月、鳥取中部ふるさと斎場の供用開始に伴い、摩瑠山斎場は廃止されました。
鳥取県は、鳥取砂丘がよく知られていますが、浦富海岸、大山、湖山池、三仏寺投入堂など、特徴的な景勝、文化財があります。お葬式の習慣では、全国的に6個のことが多い枕団子を、送り団子と呼んで4個にしている風習が見られます。お通夜のことを夜伽と呼んだり、告別式の終わり・出棺の際に仏具の打楽器を鳴らす習俗などがあります。
鳥取県の葬儀費用平均は、121万0088円(2011年 全国儀式サービス調べ)で、全国16番目(47都道府県中)の高さであり、西日本の中では高額です。家族葬の広がりは、他地域に比べれば遅い方です。