新潟県の葬儀費用平均は、146万9157円（2011年全国儀式サービス調べ）で、全国5番目の高さ（47都道府県中）となっており、かなり高額な方です。
新潟県には、現在38件の火葬場があります。糸魚川市斎場（新潟県糸魚川市）が平成24年5月に供用開始予定です。同じ糸魚川市の能生火葬場は当面は存続予定です。阿賀北広域組合葬斎場（新潟県阿賀野市）が平成25年に、燕・弥彦総合事務組合斎場（新潟県燕市）が平成26年にオープン予定です。離島や山間地域に昔ながらの火葬場が残っているのも特徴です。
新潟は、全国有数の豪雪地帯であり、また、米どころとしても知られています。佐渡島も新潟県です。東西に長く、上越地方、中越地方、下越地方、佐渡地方の4つのエリアに分けて考えられています。歴史も古く、越前・越中・越後の3国に分かれていた時期があり、上杉謙信を輩出したことでも知られています。行動成長期には地元出身の田中角栄が首相になったこともあり、地元の公共事業が活性化しました。今でも、国道より立派な県道などを見ることができます。しかしながら、当時は今と違い、火葬場を近代化することはムーブメントになっていなかったため、火葬場の統廃合・近代設備化は行われませんでした。
そして今現在も、他県に比べると、遅れています。新潟市、長岡市、佐渡市のように、多数の公営火葬場を抱えている自治体も多く見られます。しかし住民サービスの観点からすると、火葬場が多いことは、利便性が高く、必ずしも悪いことではありません。環境面に配慮した近代的な火葬場がそれなりの数、各地にあることが、最適なのかもしれません。

新潟県の斎場

新潟県の葬儀事情

新潟県・市区町村別の斎場