川崎市高津区には公営斎場のかわさき北部斎苑があり、火葬はもっぱら、かわさき北部斎苑で行われます。公営斎場なので、スタッフへ心づけを渡してはいけません。川崎市高津区に営業所のある葬儀社は、新井葬儀店、TK企画、天行社、葬儀社田中屋、光耀社、友愛社、イケダ造花、宮崎葬儀店、シティセレモニー、セレモ21などの企業があります。
高津区は川崎市の北部エリアにおいて商業の中心地でしたが、近年、その様相は変わりつつあります。中心地の溝口駅前が大規模に再開発され、大型施設が誕生しています。さらに、郊外のショッピングセンターや川崎駅前の商業施設に客が流れるなどして、既存の商店街は岐路に立たされています。かつての商業地区は、住宅地区に姿を変えつつあります。大型マンションの建設が目立っています。マイホーム志向の昭和時代と異なり、川崎には永住型のマンションが多いのが特徴です。それに伴い、若者だけでなく、年配の方の人口流入も起きています。葬儀もその変化に対応してきています。
田舎暮らしを捨てて都会の大型マンションに引っ越してきた人たちですから、近所付き合いもあまり行わないこともあり、葬式はシンプルです。近親者のみで行う家族葬や、お通夜・告別式と2日に分けないで1日で済ます一日葬が増えています。若い人の不慮の事故などの場合、密葬や直葬にすることが多いです。
新しい住民が多いかと思いますが、葬儀社選びは慎重に行いましょう。家族が亡くなってから慌てるより、生前にいろいろ調べておき、葬儀社にも相談に乗ってもらうとよいでしょう。このとき、見積もりや、見積もりの詳細の公開を渋る葬儀社は、良くない会社です。特定のプランのみを執拗に薦めてくる葬儀社も、お奨めできません。丁寧にお客の希望を聞き、事情に合わせてくれる会社にしましょう。