市川市には市川市斎場があり、市川市民の火葬には専ら市川市斎場が利用されます。遺族(またはそれに準じる、故人の関係者)は、死亡の事実を知った日から7日以内に(7日目が休日の場合、その翌日までに)、市川市役所市民課(または南行徳市民センター、行徳支所市民課、大柏出張所)に、市役所閉庁時は市川市役所守衛室に、死亡届を提出します。死亡届は、死亡届書(医師による死亡診断書/死体検案書)、届出人の印鑑を持参し、市役所の戸籍担当窓口にある死体埋火葬許可申請書を記入し、提出します。故人が国民健康保険に加入していた場合、葬祭費として5万円が支給されます。喪主が市内居住者で、かつ非課税世帯の場合、葬祭費の支給は7万円です。
市川市斎場に火葬炉は10基あり、式場も3室あるので、お通夜・告別式を行うことも可能です。ただし式場は3部屋と少ないので、お通夜・告別式は自宅や葬儀社所有のセレモニーホールを使用することも検討しましょう。火葬料金は市川市居住者で、大人2250円、小人(15歳未満)1570円、市外居住者で、大人50000円、小人(15歳未満)34000円です。式場の使用には別途使用料がかかります。駐車場の台数は134台です。休業日は、友引、および1月1日~3日です。また、市営式場として市川市では市川市斎場塩浜式場の運営を行っています。両斎場とも市営斎場なので、斎場従事者に心づけを渡してはいけません。
犬や猫など、ペットが死んだ場合、市川市では動物専用の火葬炉で火葬し、埋葬も行ってくれます。詳細は清掃事業課ペット担当へお問い合わせください(電話番号:047-334-1111)。
市川市は千葉県の北西部に位置し、西は東京都江戸川区に隣接しています。JR総武線・武蔵野線・京葉線、東京メトロ東西線、都営新宿線、京成電鉄、北総鉄道が走り、東京都心へのアクセスは大変良好で、東京のベッドタウンとして発展し、人口は47万人に達しています。東京のみならず、千葉市中心部や埼玉方面へのアクセスも優れています。高速道路でも、首都高速湾岸線、京葉道路、東関東自動車道が通っています。東京外環自動車道の延伸も計画されていますが、残念ながら工事は遅れており、早期の施工・完成が望まれます。このような市川市は、近現代、経済成長期に流入してきた住人が大半を占め、お葬式においては、家族葬、ワンデーセレモニー、直葬(火葬のみ)といった近年流行の葬儀プランの需要が格段に高まっています。
市川市の地元の葬儀会社は、昭和興業、江陽社、山金葬祭、前田葬祭式典、ちばの友、なぎさ、アーバンライフ、エムケイジャパン、藤井祭典、セレア、ミスズ、誠進式典、川上葬儀社などがあります。
市川市では市川市霊園霊堂(納骨堂)という市営墓地を管理しています。業務窓口は霊園管理事務所です(電話番号:047-337-5696、住所:千葉県市川市大野町4丁目2481番地)。使用、納骨、更新、改葬、遺骨引取りなどのお問い合わせは先はすべて霊園管理事務所になります。